「さつまいも」で、老化防止＆便秘解消！！

食材まめ知識　「さつまいも」で、老化防止＆便秘解消！！

　さつまいもの原産地は中央アメリカで、日本へは１７世紀ごろに伝わったといわれています。薩摩地方から各地へ伝えられたため、さつまいもと呼ばれるようになったようです。
　糖質の代謝を助けるビタミンＢ１、老化現象の原因といわれる過酸化脂質の生成を防ぐ効果が期待できるビタミンＥなどをバランスよく含んでいます。
　さつまいものビタミンＣは、でんぷんの作用により、加熱調理しても壊れにくいのが特徴。また、セルロース、ペクチンなどの食物繊維も豊富で、便秘解消だけでなく、血液中のコレステロール値を低下させる働きもあるといわれています。
　カロリーはご飯の３分の１程度なので、ヘルシーな食材といえるでしょう。
切り口からにじみ出る白い液はヤラピンという物質で、腸の運動を促進し、食物繊維とともに便秘解消の効果が期待できます。
　煮る、蒸す、揚げるなど、和・洋・中いろいろな料理に利用でき、おやつとしても焼きいもなどで楽しめます。寒さを嫌うので、１５度以下の場所に長期間置くことは避け、新聞紙にくるんで常温で保存しましょう。

▼△選び方ポイント▼△
全体の色が均一で、よく太ったものはおいしいです。
表面の凸凹が少なく、芽が出ていないものを選びましょう。
触ってやわらかいもの、皮の一部が黒くなっているものは避けましょう。