秋分の日 [二十四節気]
秋分の日。
国民の祝日の一つ。
「祖先を敬い、故人をしのぶ」趣旨で、
毎年9月23、24日ごろ。
太陽が黄経180度の秋分点を通過する日で、
真東から出、真西に沈む。
昼夜の時間がほぼ等しく、二十四節気の一つ。
秋の彼岸の中日にもあたる。
宮中では秋季皇霊祭がこの日に行われ、
「国民の祝日に関する法律」施行(1948)以前は、
国の祭日であった。
国立天文台が毎年2月に翌年の秋分の日を官報で公表する。
大暑 [二十四節気]
大暑(たいしょ)
二十四節気の12番目。
2023年は7月23日から8月7日になります。
一年のうちでで最も暑さが厳しく感じられる時期です。
夏の真っ盛りであるこの時期は、
打ち水をする習慣があります。
打ち水とは道路や庭に水をまいて涼を得ることで、
古くから行われている夏の風物詩です。
大暑には、全国各地で打ち水をする行事が行われています。
また、夏の土用と重なり、土用の丑の日は、
鰻を食べて暑い夏を乗り切る習慣があります。
小満 [二十四節気]
2023年の小満は5月21日。
5月21日頃だけを指すのではなく、
次の節気である芒種の前日まで、
期間で言えば5月21日から6月4日の2週間程度を
小満と表すこともあり。
小満の時期の食べ物
びわ、メロン、夏みかん、らっきょう、そら豆
小満の時期の花は
芍薬(しゃくやく):5月から6月
あやめ:5月が開花時期
勿忘草(わすれなぐさ):3月から5月
アマリリス:5月から6月が開花時期、
春の花というより初夏の花。
金魚草:4月から6月に開花する多花性の花。
八十八夜 [二十四節気]
八十八夜とは、立春を1日目と数えて、
88日目にあたる日のこと。
現代の暦か旧暦かにかかわりなく、
毎年ほぼ一定であることがポイントです。
日本では長く、
月の満ち欠けをもとにした太陰太陽暦(旧暦)が
使われてきました。
旧暦は季節とずれやすいため、
農業の目安とするには不便な点もあったようです。
そのため、太陽の動きを基準とした「二十四節気」や、
日本の気候風土を上手に言い表した「雑節(ざっせつ)」
という暦日がつかわれてきました。
入梅(にゅうばい)、
土用、二百十日、八十八夜などが雑節です。
啓蟄 [二十四節気]
二十四節気「啓蟄(けいちつ)」
毎年3月6日頃~3月20日頃に当たり、
日付が固定されてるわけではありません。
「冬ごもりしていた虫たちが出てくる頃」という意味で、
春の気配を感じて、冬ごもりをしていた虫たちが、
活動を開始する頃を表しています。
啓には、「開く」「開放する」という意味があり、
蟄には、「虫などが土の中に隠れて閉じこもる」
という意味があります。
虫という漢字はもともと蝮(まむし)をあらわす象形文字で、
昔は昆虫に限らず、蛇や蜥蜴(とかげ)、蛙なども
虫と呼ばれていました。
「けいちつ」という言葉の
響きや意味が印象的ということもあり、
「啓蟄」は春の季語としても人気です。