黄砂とは [日記、雑感]
黄砂(こうさ)とは。
春になると車や建物に黄色い砂が積もることがある。
これは中国やモンゴルの砂漠の砂が偏西風にのって
はるばる日本まで飛んできたもので、
この現象を「黄砂」という。
黄砂は少しの量なら問題はないのだが、
年々量が増えてきている。
それは中国で起こっている砂漠化の影響だといわれている。
工業化が進み、森林を切り開いて土地開発を続けた結果、
中国では砂漠のように乾燥した土地が増え、
そこから放たれる砂は、
多くの有害な化学物質をのせて日本までやってくる。
化学物質を含んだ黄砂は、
呼吸器系の病気やアレルギーを引き起こしたり、
農作物に害を与えたりする。
また、川や湖に黄砂が落ちると、
富栄養化してプランクトンが異常発生するなど、
自然への影響も大きい。
そうしたことから黄砂は今、
大きな環境問題のひとつと考えられている。
黄砂の飛散についての情報
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